資金繰りが悪い話は何度もしているが、実際にそこまで余裕のある資金繰りの会社っていったいどのくらいあるんだろうな。かなりの確率で社長達は弱ってると思うぞ、資金繰りで。今の時代、簡単に儲けれる時代じゃないし、とにかく銀行が貸し渋りをするから俺の会社みたいに零細、中小企業だと融資がダメって事なら金を用意する手立てが本当に少ない。実際に消費税を延滞しているから、俺の会社も銀行から金を借りる事は出来なくなった。じゃーどうすれば良いって言うんだよって何回も銀行マンに話をしたね、マジで。資金繰りがうまくいってれば銀行なんかに金を借りるか!ってぐらいまで言ってたわ、最後の方は。そのぐらいどうしようもない状態だったって事だな。
銀行から金を借りる為には、まず税金を滞納せず支払ってある事、そして売上が伸びている、または伸ばす為の計画をしっかりと作ること、この2つがとっても重要になってくるよな。売上を伸ばす自信と計画はあったんだが、どうしても税金を支払う力がもう無かった。だから借りた金で税金を払うからって言っても当然通用しない世界だな、それは。だから俺はヤミ金の知人に1本の電話を入れた。「消費税の延滞を消したいから金を貸してくれ」と。これは相方には内緒にしていた話だったから、後から相方にはこっぴどく叱られたわ。結局ヤミ金は断り、まっとうな資金調達をする方向で相方とは話し合いを終えた。ただどっちにしても銀行からの融資を断られている為、ヤミ金とまではいかないが、何とかして金をかき集めないといけないのは事実。さてどうしたもんかと考えている時にファクタリングという売掛金を売って金を集める方法を知ったのだ。
銀行からの融資すら断られている状態で、本当に資金を集める事が出来るのか?これは相方ともに不安材料なのは間違いなかった。しかも売掛金を売却?どういう事だ?という事が頭の中で整理が出来ず、いろいろ情報を調べてファクタリングの概要は理解出来るようになった。何でもアメリカではかなり前からファクタリングを使った資金調達というのは当たり前のように行われているようで、日本はその分、手形とか遅れた資金回収をしているようだ。確かに俺の会社でも約束手形を使った回収をしているが、あれは本当に生きた心地がしない。相手が倒産したりしたら結局、回収が出来ないと言う最悪な状態になるからだ。その点ファクタリングは回収不能というリスクがないらしい。手数料を支払う必要は出てくるが、それでも未回収の事を考えると安い物では?と言うのが相方との結論に。早速、ファクタリング会社へ連絡をして話しを進めて見る事にした。